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2019年度 スリランカからの留学生、サチニ・ディサーナーヤカ さんがジンテックを訪問! 15年間の足跡は感動のスピーチに表れた

ジンテックでは「お客様からいただいた利益の一部を社会に還元する」という理念を掲げ、様々な形で社会に貢献するために積極的に社会福祉活動に取り組んできました。その一環として、高校留学をサポートしている国際的な教育団体、公益財団法人AFS日本協会に奨学金を寄付しています。この支援活動は今年で15年目を迎えました。これまで15名の留学生が日本で学びスリランカの未来のために巣立っていきました。

ジンテックからの奨学金は、スリランカから日本に学びにきた留学生の生活支援に活用されています。

2019年度は、文部科学省補助事業である「アジア高校生架け橋プロジェクト」として、サチニ・ディサーナーヤカさん(愛称は「サッちゃん」)が8月末からスリランカのクルネガラより来日されました。サッちゃんは、神奈川県相模原市の相模女子大学高等部で留学生活を送っており、約7ヶ月間の留学生活を終えて帰国するにあたり、ジンテックにお別れの挨拶をしに来てくれました。

日本滞在中、高校では書道部と弓道部を掛け持ちし、地域の催しや架け橋プロジェクトのイベントにも積極的に参加した明るく元気いっぱいのサッちゃん。帰国後の夢について目をキラキラさせながら、身振り手振りでスピーチしてくれた内容は、実に感動的なものでした。

「私はガールズホームという児童養護施設で育ちました。私は帰国後大学入学試験を目指しますが、将来的にはガールズホームの小さい子供達が夢を持つお手伝いをしたいと思っています。日本に来る前、私自身とても視野が狭かった、私は一人ぼっちだと思っていた。でも日本に来て、日本人の皆さんや世界で頑張る同じ留学生の友達と出会い、世界は限りなく広く可能性に溢れており、ファイトする精神さえあれば輝く未来は切り拓かれるということを感じました。そんな私の経験を、ガールズホームのみんなにも教えてあげたいんです!世界はもっともっと広いんだよって!!」

立派なスピーチを聞いていた我々の目が潤み、心に温かいものを確かに感じました。今回の留学生活がサチニ・ディサーナーヤカさんにとって一生の宝物になるとともに、夢を実現されることをジンテック一同お祈り申し上げます。

公益財団法人AFS日本協会HP :http://www.afs.or.jp/

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