2011年3月11日午後2時46分頃に発生しました、三陸沖を震源とする地震により、東北地方を中心とする広い範囲において、固定電話、携帯電話ともに繋がりにくい状態が発生しました。
これら災害に伴うTACSへの影響と対応につきましてお伝えします。

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【TACSへの影響】
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TACSは交換機から公開情報を取得し、そのステータスをフラグに置き換えるシステムです。
今回のような災害発生により、交換設備、伝送設備を保有する基地局が一時的に停止するケース、また安否確認等で特定のエリアへの電話利用が集中し、交換機の処理能力を超え、輻輳状態となるケースがあります。
上記のような障害発生期間に対象エリアからTACS処理をした場合、および対象エリアの電話番号に対してTACS処理をした場合に、再調査フラグ（NTTが公開している技術参考上必ずしも明確に判定できない信号が返されたデータ）の比率が高くなる場合があります。

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【再調査増加対応につきまして】
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対象エリアからTACS処理をした場合、および対象エリアの電話番号に対してTACS処理をした場合に、再調査が多発する、また通常より多く発生する事象が発生した場合は、お手数ですが対象番号の再処理をお願いします。
ただし、再処理につきましては事象が継続・再発している場合も考えられます。
この場合は規制が発生しているため再処理出来ませんので、各通信会社の状況をご確認頂けますようお願いします。

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【問合せ先】
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